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最新端末「HTC U11」をタッチアンドトライ!新機能を試す #HTCサポーター

2017/5/18に開催されたHTCサポーターズクラブのキックオフミーティングに参加してきました。
イベントでは最新フラッグシップ端末「HTC U11」を実際に触ることができたので、感想などをレポートします。
なお、イベントの様子やHTC U11の特徴などは以下の記事にて紹介していますので、合わせてご覧下さい。

パッケージ

今回触ったのは「アメイジングシルバー」です。なお、台湾版であるため、日本国内版とはパッケージや付属品などが異なる可能性があります。
HTCおなじみの箱
台湾版の「アメイジングシルバー」(HTC U11 U-3u)
充電器、USBケーブルの他、USB Type-CハイレゾイヤホンやUSB Type-C→イヤホン変換ケーブル、専用カバーケース、クリーニングクロスなどが付属しています。
本体、充電器、USBケーブル、イヤホンなど
専用カバーケースとクリーニングクロスも付属

丸みを帯びた「Liquid Surface」デザイン

全体的に丸みを帯びている「Liquid Surface」デザインが特長的。前作、HTC10とは大きく異なりますね。
背面は緩やかにカーブした3Dガラスを使用。角度によって色が濃くなったり薄くなったりと非常に美しい輝きです。画像ではかなり黒っぽくなっていますが、実物はもっと明るいブルー。ショップ等で是非、実物を確認して欲しいところです。

しかしながら、ガラスを使用しているため表面がテッカテカで指紋がすごく目立ちます。保護カバー必須ですね。
前面
下部中央には指紋認証センサ
背面
カメラはデュアルLEDフラッシュ搭載


背面を別角度で
背面を別角度で②
側面は、前背面のガラス+メタルフレームというデザイン。ガラスとフレームが一体的かつ、なめらかに繋がっているので、感触がとても心地よいです。
なお、ご覧の通りイヤホンジャックは非搭載。付属のUSB Type-CイヤホンやUSB Type-C→イヤホン変換ケーブルを使用する必要があります。(台湾版の付属品)
背面からなめらかにメタルフレームへと繋がる
上側面
下側面
左側面
右側面
参考までにNexus 6Pと比較してみました。HTC U11の方が一回り小さく、ラウンド形状であることも相まって持ちやすさは上です。
左:HTC U11、右:Nexus 6P
最後に外観を動画で撮影してみました。背面の輝きがわかるでしょうか。

グリップで操作するEDGE SENSE

HTC U11の最も特長的な機能である「EDGE SENSE(エッジセンス)」を使ってみました。
EDGE SENSEとは、端末両脇の握り込み(グリップ)で操作を行うというもの。短握り(短く2回連続で握る)長握り(一定時間握り続ける)の2種類の動作に対応しており、それぞれ好きな操作を割り当てることが可能です。バイブレーションによるフィードバックも設定できるので、ちゃんと入力できたのかわかります。
握り動作で簡単に操作できるEDGE SENSE
握る強さの感度調整もできるので、軽すぎて誤作動が起きてしまうということは無さそうです。
握る強さの感動調整が可能
動作の様子がこちら。短握りでカメラが、長握りでGoogle Nowが起動していることがわかると思います。
ちなみに、一番感度を高く(=軽く握る)しましたが、割としっかり握らないと動作しませんでした。(私がまだ慣れてないのもありますが)

実際に使ってみて、端末をポケットに入れておいて、取り出すついでに何か動作を行うには便利な機能だと思いました。
逆に、普通にスマホを使っている状態からは使いにくいのではと思います。
文字入力やブラウジングなど普通に使っている状態では、端末を"軽く"持っている(反対側まで指を回さず端末右側だけを持つ)ことがほとんどです。ここからEDGE SENSEを使うには、わざわざ反対側まで指が回るように端末を持ち替え、そのあとで握る必要があります。人それぞれですが、この持ち替えは煩わしいのではないでしょうか。

自動で最適な音に調整、U SONIC

もう1つ特長的な機能として、「U SONIC(サウンド)」があります。ユーザーの耳の構造をスキャンして最適な音質に調整するというものです。
ハイレゾだけでなく従来の音源でも効果があるとのこと。試してみましたが、確かに普通(調整なし)で聞くより迫力のあるサウンドになっていました。特に高音部分が素晴らしく、ここまで補正出来るのかと驚きです。設定も簡単なので是非試してみて下さい。
付属のUSB Type-Cハイレゾイヤホンを接続
耳の構造をスキャンする
ユーザーに合わせて音質調整
また、スピーカーについては、机に置いた状態では同じフロントステレオスピーカーのNexus 6PやHTC One M8と聴き比べても明らかに大きな音、かつ高音質なサウンドでした。
机から持ち上げた状態(持った状態)では音量が低下して鳴りが弱くなってしまったので、置いた状態で聞くのが良さそうです。

まとめ

3DガラスのLiquid Surfaceやグリップ操作のEDGE SENSEなど他の端末には無い、かなり特長的な部分の多い端末でした。前作HTC10と比べると大幅に進化した"面白い"端末に仕上がっていると感じます。

しかし、その面白い要素の1つであるグリップ操作ですが、今のところは単なる「機能割当」だけに留まっているのがもったいないと思いました。
折角の新しい入力インターフェースなので、機能だけでなく普通のアプリでも利用できたらいいですね。"握り"を使った新しいゲーム、など活用方法はもっといろいろあるのではないかと思います。是非ともAPI等を公開して欲しいですね。

HTC U11はauSoftBankでの販売が予定されています。
既に販売店等では展示されているようなので、是非一度手にとってみて下さい。

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