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OnePlus One(A0001)のroot化・カスタムROMの導入(ROM焼き)

OnePlus One(A0001)のroot化・カスタムROMの導入と更新方法です。

端末を購入してからroot化・カスタムROM導入までとROMを更新するときの一連の流れを解説しています。また、Factry Imageの書き込みについても解説しています。

2014/8/31…全体を大幅に更新・記事タイトルを変更
2014/8/12…「カスタムROMでの4K動画撮影について」を追記

OnePlus Oneのroot化・カスタムROMの導入

 OnePlus Oneは、Nexusに非常に似ており、Nexus端末のroot化やカスタムROM導入をやったことのある方なら簡単に実行できると思います。
 手順は「Android端末(Nexus)へのカスタムROM導入・更新」とほとんど同じですので、そちらも見ながら作業を行うと参考になると思います。

※OnePlus Oneでは、root化及びBootlaoderのUnlockによってメーカー保証は無効化されません。但し、それらの行為により生じた障害については保証対象外だそうです。(詳しくはこちら

root化とは

 こちらの記事の「root化とは」を参照して下さい。

カスタムROMとは

 こちらの記事の「カスタムROMとは」を参照して下さい。

root化・カスタムROM導入と更新の流れ

準備

 まずはじめに、各作業で必要な「ADBコマンド」を使えるようにする必要があります。
 ADBコマンドを使えるようにする方法はこちらの記事を参照してください。

 また、予め、必要なファイル(ROMやrootのzipなど)はOS起動中に本体内蔵ストレージに移しておきましょう。カスタムリカバリを起動してからでも移すことは出来ますが、起動中のほうが簡単で楽にできます。

標準ROMをroot化する場合

  1. Bootloader(ブートローダー)のUnlock(アンロック)
     こちらの記事を参考に、BootloaderをUnlockし、TWRPを起動できるようにします。
  2. TWRPの起動
     こちらの記事の「TWRPの起動方法」参考に、TWRPを起動します。
  3. 現在のROMのバックアップを取る
     こちらの記事の「ROMのバックアップ・復元」を参考に、現在のROMのバックアップを取ります。
  4. root化用zipファイルをインストールする
     こちらの記事の「TWRPでのファイルインストール方法」を参考に、root化用zipファイルをインストールをインストールします。
     ファイル(SuperSU)は、こちらから最新のものをダウンロードして下さい。(Downloadの項の「CWM / TWRP / MobileODIN installable ZIP」から)

端末を購入してきてからカスタムROMを導入する場合

  1. Bootloader(ブートローダー)のUnlock(アンロック)
     こちらの記事を参考に、BootloaderをUnlockし、TWRPを起動できるようにします。
  2. TWRPの起動
     こちらの記事の「TWRPの起動方法」参考に、TWRPを起動します。
  3. 現在のROMのバックアップを取る
     こちらの記事の「ROMのバックアップ・復元」を参考に、現在のROMのバックアップを取ります。
  4. 現在のROMをWipe(消去)する
     こちらの記事の「ROMの書き込み(ROM焼き)方法 - 現在のROMをWipe(消去)する」を参考に、現在のROMをWipe(消去)します。
  5. カスタムROMを書き込む
     こちらの記事の「ROMの書き込み(ROM焼き)方法 - 新しいROMを書き込む」を参考に、新しいROMを書き込みます。

既にカスタムROMを導入しており、ROMを更新する場合

  1. Titanium Backupでアプリのバックアップを取る
     こちらの記事を参考に、Titanium Backupでアプリ・設定のバックアップを取ります。
  2. TWRPの起動
     こちらの記事の「TWRPの起動方法」参考に、TWRPを起動します。
  3. 現在のROMのバックアップを取る
     こちらの記事の「ROMのバックアップ・復元」を参考に、現在のROMのバックアップを取ります。
  4. 現在のROMをWipe(消去)する
     こちらの記事の「ROMの書き込み(ROM焼き)方法 - 現在のROMをWipe(消去)する」を参考に、現在のROMをWipe(消去)します。
  5. 新しいROMを書き込む
     こちらの記事の「ROMの書き込み(ROM焼き)方法 - 新しいROMを書き込む」を参考に、新しいROMを書き込みます。
  6. Titanium Backupでアプリの復元(リストア)する
     こちらの記事を参考に、Titanium Backupでアプリ・設定の復元(リストア)を行います。

元に戻したいときは

 TWRPのバックアップがある場合はそれを使用して戻すことができます。復元方法はこちらの記事の「ROMのバックアップ・復元」を参照して下さい。
 バックアップがない場合や完全に工場出荷時の状態に戻したいときは「Factry Imageの書き込み」を行うことで戻すことが出来ます。詳細はこちらの記事を参照して下さい。

その他

カスタムROMでの4K動画撮影について

 多くのカスタムROMでは、標準状態(最初から入っているカメラ)では4K動画撮影がサポートされていません。4K動画撮影を出来るようにするには、CyanogenMod 11Sに標準搭載されているカメラアプリをダウンロードして、インストールします。カメラアプリのAPKファイルはこちらのページの「OnePlus One Camera」からダウンロード出来ます。(最新のものを使用することをおすすめします。)
※2014/8/12現在で最新である「XNPH30O」のカメラアプリはこちらのページからダウンロード出来ます。

 ちなみに、OnePlus Oneの標準カメラは他のAndroid 4.4端末でもインストールして使用することが出来ます。

Bootloaderでの挙動について

 OnePlus Oneでは、実はBootloaderをUnlockしなくてもカスタムリカバリを起動することが出来てしまいます。Unlockせずに、root化したり、カスタムROMを導入したりすることが出来るため、最初にStock ROMでしばらく使ってからroot化し、Titanium BackupでアプリのデータをバックアップしてからカスタムROMを焼くということが可能です。
 しかし、UnlockしないとFactory Imageは書き込めない上、Unlock時には端末のデータが全て消去されるので、初めからUnlockしている方が楽だと思います。
 もしかしたらNexus端末でも出来る事なのかもしれません。(私はいつもすぐにUnlockしてしまうので気づいていませんでしたが…)

~2014/12/7追記~
 XNPH44Sでは、既に起動できなくなっていました。(生産時期などによって違う可能性もあります)
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